どうも、stakのあつきです。
今回は、2024年に話題になりそうな「イマーシブ体験」についてお話しします。
最近よく聞くけど、「それってなんのこと?」と思っている方もいるかもしれません。
安心してください!今日は、これがどんな体験なのか、そしてどうビジネスや日常生活に活かせるのかを分かりやすく説明していきます。
イマーシブ体験とは?
「イマーシブ」とは、いわゆる「没入感」のことです。
簡単に言えば、自分がその場に完全に入り込んでいるかのような感覚を指します。
たとえば、VRゲームをしているときに、現実を忘れてゲームの世界に夢中になってしまうことってありますよね?それが「イマーシブ体験」です。
最近は、この没入感がデジタルだけでなく、現実の体験にも広がっているんです。
たとえば、テーマパークでの体験やライブイベントも、イマーシブな体験の一例です。
身近なイマーシブ体験の例
実は、私たちはすでにイマーシブ体験にお金を払っています。
たとえば、映画館で映画を観るとき、スクリーンに引き込まれて他のことを忘れてしまいますよね。
これは、ストーリーに没頭している状態です。
また、ディズニーランドなんて、まさにその世界に浸ってしまう場所です。
アトラクションだけじゃなく、グッズやレストランの雰囲気も、すべてがディズニーの世界に没入できる仕掛けです。
3つのイマーシブ体験の種類
イマーシブ体験にはいくつかのタイプがあります。
1)物語的なイマーシブ
ディズニーランドや映画で、ストーリーに引き込まれる体験のことです。私たちが物語に夢中になることで、非日常の世界を楽しみます。
まさに「世界に入り込む」感じですね。
2)時間的なイマーシブ
ライブコンサートやスポーツイベントで、その瞬間に集中して、時間を忘れてしまう体験です。
アーティストのライブに参加して、みんなと一緒に歌ったり踊ったりするのって最高ですよね!
3)空間的なイマーシブ
TikTokやインスタのショート動画で、一人称視点の動画を見ていると、自分がその場にいるような気分になりますよね。
まるでその瞬間を一緒に体験しているような感覚、これが空間的なイマーシブです。
私生活に活かすイマーシブ体験
さて、どうやってこのイマーシブ体験を私生活に活かせるか。
例えば、家事や運動をするときに、音楽を聴いてテンションを上げることが一つの方法です。
好きな音楽に没頭しながらランニングをすると、気分が乗って、いつもより長く走れることってありますよね。
それが「時間的なイマーシブ」の一例です。
また、家でゆっくり本を読むとき、リラックスできる音楽やライトを使って、自分だけの空間に浸ることもイマーシブ体験です。
ビジネスにおけるイマーシブ体験の活用
ここで注目したいのが、刀の森岡毅さんが手がけているプロジェクトです。
彼の名前を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
テーマパークやエンターテインメント施設の運営を通じて、イマーシブ体験をマーケティングに取り入れ、大きな成功を収めています。
森岡さんの戦略では、消費者が「物語」「時間」「空間」の3つの視点から、深く体験に没入できるように工夫されています。
消費者がただの観客ではなく、当事者として体験を深められるよう設計されています。
例えば、「イマーシブ・フォート東京」では、来場者が個別の体験を自ら選び、異なる形で楽しめる「百人百様の体験」や、圧倒的なライブ感を通じて深い感動を味わうことができます。
これにより、消費者はブランドやサービスと強く結びつき、長期的なエンゲージメントが生まれます。
森岡さんは、イマーシブ体験を通じて、顧客が単に商品やサービスを購入するだけでなく、背景にあるストーリーや感動を共有することが重要だと説いています。
これが、顧客との強い結びつきを生み出し、ビジネスの成長につながるのです。
まとめ
イマーシブ体験は、すでに私たちの日常やビジネスに大きな影響を与えています。
映画やテーマパーク、ライブイベントなど、私たちは知らず知らずのうちにこの体験にお金を払っています。
次回は、さらに具体的な事例を掘り下げて紹介しますので、お楽しみに!