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2024年5月25日 投稿:swing16o

【保存版】成功者の壮絶すぎる失敗談20選!

懲羹吹膾(ちょうこうすいかい)
→ 羹(あつもの)に懲りて膾を吹くと読み、一度の失敗に懲りて無駄な用心をすること。

「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ことわざ通り、一度の失敗で必要以上に怖気づいてしまうことがある。

特に、新しいことに挑戦するときや、大きな目標を掲げているときは、失敗のリスクが頭をよぎって行動に移せないことだってあるだろう。

でも、ちょっと待ってほしい。

自己啓発本や成功者の逸話を紐解くと、必ずと言っていいほど「壮絶な失敗談」が出てくることに気づかされる。

そう、彼らは決して最初から完璧超人だったわけじゃない。

むしろ、数々の失敗を乗り越えてきたからこそ、今の成功を掴み取ることができた。

今回は、そんな「懲羹吹膾」を乗り越えた成功者たちの失敗談を20個紹介していこう。

歴史が証明する「失敗は成功のもと」

「懲羹吹膾」という言葉が生まれたのは、中国の戦国時代まで遡る。

趙の国の武将・廉頗(れんぱ)が、秦の国の将軍・白起(はくき)との戦いで大敗を喫したことが由来だ。

この敗戦がトラウマとなり、廉頗はその後、消極的な姿勢に終始してしまう。

一度の失敗にとらわれて、本来の実力を発揮できなくなってしまった典型的な例と言えるだろう。

しかし、歴史を振り返れば、偉大な成功を収めた人物ほど、数々の失敗を経験している。

例えば、発明王として知られるトーマス・エジソンは、電球を発明するまでに1万回もの失敗を重ねたと言われている。

それでも彼は「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見しただけだ」という言葉を残している。

失敗を恐れず、むしろ成長の糧として捉えることの大切さを教えてくれるエピソードだと言えるだろう。

共感の嵐!自己啓発本に見る「赤裸々すぎる失敗談」

自己啓発本は、著者の成功体験談を元に書かれていることが多い。

しかし、ただ成功体験だけを語られても、「自分には無理だ…」とモチベーションが下がる人もいるだろう。

そこで効果的なのが「失敗談」を共有することだ。

読者は、著者の過去の失敗に共感することで、「自分にもできるかも」と心理的なハードルを下げ、前向きな気持ちになりやすくなる。

例えば、ベストセラーとなった『嫌われる勇気』の著者である岸見一郎氏は、かつては「対人恐怖症」に悩まされていたことを公表している。

人間関係に苦しみ、引きこもりがちだった彼が、どのようにして克服し、アドラー心理学の第一人者となったのか。

その過程が赤裸々に語られているからこそ、多くの読者の心を掴み、共感を呼んでいるのだ。

失敗談は美談?その功罪と向き合う

失敗談を語ることのメリットは、読者に共感を与え、親近感を抱かせる効果があることだ。

しかし、安易な「失敗談マーケティング」には注意が必要だ。

なぜなら、失敗談を美談として語りすぎることで、肝心の「どのようにしてその失敗を克服したのか?」というプロセスが見えにくくなってしまうからだ。

結果的に、「失敗してもなんとかなる」という安易な成功体験だけが独り歩きしてしまう可能性もある。

重要なのは、失敗からなにを学び、どのように行動を改善したのかを具体的に示すことだ。

具体的な行動指針を示すことで、読者は「自分にもできる」と実感し、行動に移せるようになるだろう。

懲羹吹膾から這い上がった20人の成功者たち!

ここからは、世界中の様々な分野で活躍する20人の成功者たちの「壮絶すぎる失敗談」を紹介する。

彼らの経験から、失敗を乗り越えるためのヒントを探ってみよう。

【経営・ビジネス】

1. 本田宗一郎(ホンダ創業者):
– 失敗談:新開発のピストンリングをトヨタに持ち込むも「規格外」と一蹴される。
– 教訓:失敗をバネに、独自の技術を追求し、世界に通用する企業を築き上げた。
– エビデンス:本田宗一郎著『やりたいことをやれ』(PHP文庫)

2. ジェフ・ベゾス(Amazon創業者):
– 失敗談:書籍販売サイトとしてスタートしたAmazonだが、当初は赤字続きで、倒産の危機に瀕していた。
– 教訓:長期的なビジョンを持ち、顧客第一主義を貫くことで、世界最大のECサイトへと成長させた。
– エビデンス:Brad Stone著『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(東洋経済新報社)

3. ビル・ゲイツ(Microsoft創業者):
– 失敗談:高校時代に開発した交通量 분석 프로그램が、誤作動により大渋滞を引き起こしてしまう。
– 教訓:失敗からプログラミングの基礎を学び、世界に革命を起こすOSを開発した。
– エビデンス:Walter Isaacson著『スティーブ・ジョブズ 驚異の生涯』(講談社)

4. スティーブ・ジョブズ(Apple創業者):
– 失敗談:自ら立ち上げたAppleを、経営方針の対立により追放される。
– 教訓:NeXTやPixarでの経験を活かし、Appleに復帰後、iMac、iPod、iPhoneといった革新的な製品を世に送り出した。
– エビデンス:Walter Isaacson著『スティーブ・ジョブズ 驚異の生涯』(講談社)

5. マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者):
– 失敗談:ハーバード大学在学中に立ち上げたFacebookは、プライバシー問題などで批判を浴びる。
– 教訓:社会との対話を重視し、プラットフォームとしての責任を果たすべく、改善を続けている。
– エビデンス:David Kirkpatrick著『Facebook:ザ・インサイドストーリー』(講談社)

【IT・IoT】

6. イーロン・マスク(Tesla、SpaceX CEO):
– 失敗談:SpaceXのロケット打ち上げは、初期段階では失敗続きだった。
– 教訓:諦めずに挑戦を続け、民間企業初の宇宙ステーションへの有人飛行を成功させた。
– エビデンス:Ashlee Vance著『イーロン・マスク 未来を創る男』(早川書房)

7. ジャック・ドーシー(Twitter創業者):
– 失敗談:音声ブログサービス「Odeo」を立ち上げるも、AppleのPodcast登場により失敗。
– 教訓:失敗から学び、短文投稿サービス「Twitter」を開発し、世界的なコミュニケーションツールを築き上げた。
– エビデンス:Nick Bilton著『孵化場』(講談社)

【クリエイティブ】

8. ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者):
– 失敗談:初期の作品「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」の権利を失い、窮地に立たされる。
– 教訓:逆境にも負けず、ミッキーマウスを生み出し、世界中の人々に愛されるアニメーション帝国を築き上げた。
– エビデンス:Neal Gabler著『Walt Disney: The Triumph of the American Imagination』(Vintage)

9. J・K・ローリング(ハリー・ポッター作者):
– 失敗談:「ハリー・ポッターと賢者の石」は、12社もの出版社に rejected され続け、出版まで7年の歳月を要した。
– 教訓:諦めずに執筆活動を続け、世界中で愛されるファンタジー小説を生み出した。
– エビデンス:J.K. Rowling’s official website: https://www.jkrowling.com/

10. 宮崎駿(スタジオジブリ監督):
– 失敗談:監督デビュー作「ルパン三世 カリオストロの城」は、興行収入が振るわなかった。
– 教訓:独自の作風を貫き、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」など、数々の名作アニメーション映画を生み出した。
– エビデンス:スタジオジブリ公式サイト:https://www.ghibli.jp/

【エンタメ】

11. スティーブン・スピルバーグ(映画監督):
– 失敗談:映画監督を志し、南カリフォルニア大学を受験するも、3回連続で不合格。
– 教訓:諦めずに映画製作を続け、「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、数々の名作映画を生み出した。
– エビデンス:Joseph McBride著『Steven Spielberg: A Biography』(Simon & Schuster)

12. ビートルズ:
– 失敗談:レコード会社「デッカ・レコード」のオーディションに落ち、「ギター音楽は時代遅れ」と酷評される。
– 教訓:独自の音楽性を追求し、世界的なロックバンドへと駆け上がった。
– エビデンス:Mark Lewisohn著『The Beatles: All These Years, Vol. 1: Tune In』(Crown Archetype)

【PR・ブランディング】

13. サイモン・シネック(ゴールデンサークル理論提唱者):
– 失敗談:起業初期は経営に行き詰まり、多額の借金を抱えていた。
– 教訓:「なぜ」から始めるコミュニケーション術を提唱し、世界的なリーダーシップコンサルタントとなった。
– エビデンス:Simon Sinek’s official website: https://simonsinek.com/

【マーケティング】

14. セス・ゴーディン(マーケティングコンサルタント):
– 失敗談:オンラインソフト会社を設立するも、業績が伸び悩み、売却を余儀なくされる。
– 教訓:パーミッションマーケティングの概念を提唱し、マーケティング界の第一人者となった。
– エビデンス:Seth Godin’s blog: https://seths.blog/

【その他】

15. アルバート・アインシュタイン:
– 失敗談:幼少期は言葉が遅く、周囲からは「落ちこぼれ」と思われていた。
– 教訓:独自の視点で物理学を研究し、相対性理論を提唱するなど、20世紀最大の物理学者の一人となった。
– エビデンス:Walter Isaacson著『アインシュタイン その生涯と宇宙』(筑摩書房)

16. ヘレン・ケラー:
– 失敗談:生後19ヶ月で病気により、視覚と聴覚を失う。
– 教訓:周囲の支えとたゆまぬ努力により、大学を卒業し、教育者、社会活動家として活躍した。
– エビデンス:Helen Keller’s autobiography, “The Story of My Life”

17. ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国元大統領):
– 失敗談:アパルトヘイト政策に反対する運動に参加し、27年間もの間、投獄される。
– 教訓:信念を貫き、人種差別撤廃に尽力し、ノーベル平和賞を受賞。
– 教訓:諦めずに戦い続け、南アフリカ共和国初の黒人大統領となり、アパルトヘイト撤廃に貢献した。
– エビデンス:Nelson Mandela’s autobiography, “Long Walk to Freedom”

18. オプラ・ウィンフリー(テレビ司会者):
– 失敗談:9歳の時に性的虐待を受け、14歳で未婚の母となるなど、壮絶な幼少期を過ごす。
– 教訓:逆境を乗り越え、世界で最も影響力のある女性の一人として、トーク番組の司会や慈善活動などで活躍している。
– エビデンス:Oprah Winfrey’s official website: https://www.oprah.com/

19. マザー・テレサ:
– 失敗談:インドのスラム街で貧しい人々を救う活動を続けるも、批判や中傷を受けることもあった。
– 教訓:揺るぎない信念を持ち、献身的な活動は世界中の人々に感動を与え、ノーベル平和賞を受賞。
– エビデンス:”Mother Teresa: Come Be My Light: The Private Writings of the Saint of Calcutta”

20. 植村直己(冒険家):
– 失敗談:世界初の五大陸最高峰登頂を目指し、マッキンリーに挑戦するも、下山中に消息不明となる。
– 教訓:常に挑戦を続け、不可能を可能にすることの素晴らしさを世界に示した。
– エビデンス:植村直己著『青春を山にかけて』(文藝春秋)

まとめ

ここまで紹介してきた成功者たちの失敗談は、どれも勇気を与えてくれるものばかりだ。

しかし、忘れてはならないのは、自己啓発本や成功者の逸話には「再現性」は低いということだ。

なぜなら、時代背景や置かれている状況、そして、それぞれの持つ才能や能力は異なるからだ。

だからといって、自己啓発が全て無駄だと言うつもりはない。

自己啓発を通して得られる最も重要なものは、「マインドセット」の変化だ。

「失敗は成功のもと」という言葉を胸に刻み、行動し続けること。

それが、最終的には「懲羹吹膾」のトラウマを克服し、成功へと導く鍵となるのだ。

さあ、あなたも成功者たちの失敗談を参考に、「羹に懲りず、膾を恐れない」チャレンジ精神で、自身の目標に向かって歩みを進めていこう。

 

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