東洋電装株式会社「DX工場」
(写真:東洋電装さまTwitter)
東洋電装株式会社は、全国の中小規模の工場の製造ラインが抱えるDX課題を解決するため、2022年2月17日にDX工場(可部事業所)をオープンしました。
また、広島工業大学情報学部の濱崎利彦教授と共同で、実際の開発・製造現場で検証・改善を繰り返し、マスカスタマイゼーション(※1)とデジタルツイン(※2)の実現を目指すため、実証実験をスタートされています。
※1 マスカスタマイゼーション:「マスプロダクション(大量生産)」と「カスタマイゼーション(特注品)」の合成語
※2 デジタルツイン:現実空間やオフラインの情報をIoTで収集し、コンピュータやデジタルデバイス上のオンライン空間で再現する技術
工場ソリューション
工場の見える化
これまで、多くの工場では、生産過程において職人に依存し、なかなか効率よく生産できる方法が明確になっていませんでした。
そこで、DX工場では、工程の一つひとつをデジタル化し、「見える化」した生産管理システムを導入することで、同じことを繰り替える工程には「ロボット」、簡単な工程には「パートさん」など、知識や経験が必要な工程には「職人」にといったように、それぞれの工程を役割分担することにより、生産の効率化をアップすることができます。
また、「見える化」にし、それぞれの工程を数値化することで、各担当に改善する方法を伝えやすくなります。
オフィスソリューション
受付管理システム
受付管理システムは、これまで用紙で入館管理を行っていたが、入り口に設置しているタブレットに来訪者が自身の情報及び担当者を入力することにより、データベース上で管理が可能になります。
また、タブレットから直接担当者へ呼び出しが可能なため、他のスタッフと接触も不要です。
そして、情報を入力すると同時に、体調アンケートや検温データの取り込みが可能になります。
今後、来訪者のデータを活用し、来訪時間の分散など効率よくスケジュール管理が可能になります。
ESモニター
ESモニターは、手軽にアンケートに答えることで答えて利用満足度をチェックできるアンケート装置です。
例えば、トイレの入口に設置知ることで、トイレ清掃状況など把握することが可能になります。
万が一、汚れているという答えが2回続いた場合は、清掃案内の連絡がくるようになっており、施設内を清潔に保つことが可能です。
このESモニターは博多駅にも導入されており、「40代男性」「30代女性」といった利用者のデータを収集し、そのデータを元に博多駅内の導入する店舗など検討することで、売上アップにもつながります。
トイレ満空表示システム
トイレ満空表示システムは、トイレの利用状況を表示するシステムです。
トイレの各扉等にセンサーを取り付け、満空情報を取得し、トイレ前のモニターに表示します。
また、離れた場所のPCやタブレットから利用状況を確認することもできるため、混雑を回避し無駄な時間を削減が可能になります。
DX工場見学申し込みフォーム
住所:〒731-0223 広島市安佐北区可部南3丁目6番18号
いかがでしたでしょうか。
まず・・・広島にもこんな素晴らしい企業があったのか!と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、その一人です。
これまで長年改善できなかった生産工程を「見える化」、社内での業務の効率化などIoTとの連携により改善に繋がり、IoTの可能性をより感じられる工場だと思います。
興味のある方は、是非上記の申し込みフォームからお問い合わせください。
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