「逆質問」を知った日からプロンプトに悩まなくなった

どうも、stakのあつきです。
プロンプトの「書き方」を調べている方に最初にはっきり言います。
自分でゼロから書こうとするのはマジで遠回りです。
研修やセミナーで「プロンプトってどう書けばいいんですか?」という質問をよく受けます。
でも実は、そもそも自分たちで書く必要がありません。
" AIにプロンプトを作らせる "
これが、現段階のプロンプト活用における「正解」です。
今回のブログでは、これだけ押さえておけば現段階のプロンプト作成を攻略できる。 そんな決定版の内容をお届けします。

「プロンプトを書く」という発想を捨てる
まず前提として、AIはプロンプトの品質に大きく左右されます。
曖昧な指示を出せば曖昧な回答が返り、 具体的な指示を出せば精度の高い回答が返ってくる。
それは間違いないのですが、だからといって「自分で良いプロンプトを考えなければ」 とはなりません。
良いプロンプトを考えるのが得意なのはAIです。
実際に試してみてほしいのですが、「良いプロンプトを作って」と頼むと AIは役割・背景・制約条件・出力形式まで盛り込んだ高品質なプロンプトを作ってくれます。
自分が30分かけて考えたプロンプトよりAIが30秒で作ったプロンプトの方が 質が高いことは多いです。
これだけ覚えれば全部まるっと作れる「逆質問」
では、AIにプロンプトを作らせるとき何と頼めばいいのか。
最も強力なテクニックが「逆質問」です。
▼ 逆質問の手順
1)AIに逆質問 → 「〇〇したいので、プロンプトを作ってください。 質問して。」 2)AIから返ってきた質問に答えるだけ → AIが「目的は何ですか?」「誰向けですか?」「トーンはどうしますか?」と聞いてくるので、それに答えていくだけで精度の高いプロンプトが完成する 3)完成したプロンプトを使って本題を依頼する → できあがったプロンプトでAIに本来の作業をお願いする
以上です。

この「逆質問」の何がすごいかというと、「自分が何を伝えるべきかわからなくてもいい」という点です。
プロンプトを自分で書こうとすると「何を入れればいいんだろう」と詰まります。
でも逆質問ならAIが必要な情報を引き出してくれます。
まるでヒアリングの上手な営業マンに自分の要望を整理してもらう感覚です。
自分で全部考える必要がなく答えるだけでいい。
これが逆質問の本質です。
逆質問の実例を見てみよう
百聞は一見にしかず、実際の例を見てみましょう。
▼ 実例:採用ページ用のコピーを作りたい場合
1)AIに逆質問 → 「採用ページに載せるキャッチコピーを作りたいのでプロンプトを作ってください。 質問して。」 2)AIから返ってくる質問の例 → 「どんな業種・職種の採用ですか?」 ・「ターゲットとなる求職者のイメージは?」 ・「会社の強みや雰囲気を教えてください」 ・「トーンはどうしますか?(熱血系・クール系・親しみやすい系など)」 ・「文字数の目安はありますか?」 3)質問に答えるだけでプロンプトが完成 → AIへの回答例: 「IT企業の営業職採用です。 20代後半〜30代前半の第二新卒・転職者がターゲットです。 少数精鋭で裁量が大きく、成長できる環境が強みです。 トーンは前向きで、でも堅すぎない感じで。 30字前後でお願いします。」
この答えをもとにAIがすぐに高精度のプロンプトを作ってくれます。
自分でゼロから考えた場合と比べると完成までの時間が95%短縮できるという感覚値があります。
プロンプトに何を入れるべきかに悩む時間がほとんどなくなります。
逆質問は「あらゆる作業」に使える
逆質問の使い道は文章作成だけではありません。
▼ 逆質問が使えるシーン
・メルマガ ・SNS投稿の文章を作りたい ・提案書 ・企画書のフォーマットを作りたい ・商品説明文を書きたい ・研修資料やマニュアルを作りたい ・画像生成のプロンプトを作りたい
特に画像生成との組み合わせが強力です。
参考にしたい画像やデザインをAIに見せて
「この雰囲気の画像を作るための プロンプトを作ってください。必要な情報があれば質問してください。」
と伝えると、 構図・配色・テイストまで反映したプロンプトを作ってくれます。
自分でプロンプトを考えるという工程をまるごとAIに任せられる。
逆質問はそういうテクニックです。

ここまで見れば今回のブログは閉じてもらって大丈夫です!
笑
ここからは補足として、押さえておくと便利なテクニックをさらっと記載しておきます。
補足テクニック
逆質問さえマスターすればプロンプト作成の9割以上は攻略できます。
その他で知っておくと便利な補足テクニックもついでに紹介しておきます。
▼ 補足テクニック一覧
1)「時間をいくらかけてもいいので品質を最優先にして」 → 戦略立案や重要な文書など、深く考えてほしいときに有効 → AIはデフォルトで「早く答えよう」とする傾向があり、この一言で深度が変わる 2)「もっとよくできるところトップ3を、改善案と一緒に教えて」 → 作成した文章や企画書をブラッシュアップしたいときに使える → 「改善して」より絞った指示になるので、重要度の高い指摘が出やすい 3)「中学生でもわかるように説明して」 → 難しいテーマの全体像をまず把握したいときに便利 → 「5歳児向け」だとたとえが多すぎて逆に伝わりにくいため「中学生」がちょうどよい 4)「質問にだけ、簡潔に答えて」 → 事実確認や答えだけをサクッと知りたいときに使う → AIは丁寧に説明しようとしがちなので、この一言で余分な情報をカットできる 5)プロンプトは記号で構造化する →「#」で見出し、「-」で箇条書きを作るとAIに伝わりやすくなる → 構造化ありとなしとでは、回答精度に体感で40〜50%の差が出ることも
これらは知っておくと便利ですが、逆質問を使いこなせれば AIがこの要素を自然に盛り込んだプロンプトを作ってくれます。
あくまで「こういう考え方もある」という補足知識として頭に入れておく程度でOKです。
検証するときは「新規チャット」で
最後に1つだけ、実践的な注意点をお伝えします。
作ったプロンプトを試すときは、必ず「新しいチャット」で試してください。
同じチャット内で試すと、過去のやり取りの影響を受けるため プロンプト単体の性能を正確に確認しにくくなります。
新規チャットで試す → 期待と違えばAIに改善を依頼する → また新規チャットで試す
このサイクルを回すだけで、プロンプトの完成度が短期間で一気に高まります。
また、使う頻度の高いプロンプトはスマホやPCの「ユーザー辞書」に登録しておくのがおすすめです。
呼び出しが1秒以内になるだけで業務の体感スピードがかなり変わります。

まとめ
今回の内容を一言でまとめるとこうなります。
▼ プロンプト攻略まとめ
・「プロンプトを書く」という発想を捨てる ・AIに「プロンプトを作って、そのために質問して」と頼む(逆質問) ・返ってきた質問に答えるだけで高精度なプロンプトが完成する ・あとは補足テクニックを少しずつ取り入れるだけ ・検証は毎回「新規チャット」で行う
AIを使いこなしているように見える人ほど、実は自分ではほとんど考えていません。
「どう伝えるか」を考える前に、「AIにどう考えさせるか」を考えているんです。
プロンプトに悩む時間をもっと生産的なことに使いましょう。
株式会社stakでは、AIツール活用やプロンプト設計を含むAI活用についての相談を受け付けています。
「社内でAI活用を進めたいが何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひお気軽にどうぞ。
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