軽々しく扱っているものでも、いざという時には役に立つ。
普段身近にあるモノや人は、つい軽々しく扱ってしまうことがある。
当たり前という感情は、ときどき人を軽率な行動へと導いてしまう。
私の好きなミュージシャンというかバンドに、SHE’Sという4人組がいる。
SHE’SのLetter(クリックするとMVに飛ぶので音に注意)という曲があるのだが、この曲のサビの部分が妙に刺さってしまう。
僕らは大切な人から順番に
傷つけてしまっては
後悔を重ねていく
それでも愛したり
愛されたいと願っている
あなたを守れるほどの
優しさを探している
確かにそうかも知れないと思ってしまう。
自分自身を振り返ったときに、近くにいる大切な人に甘えてしまって、つい傷つけてしまうところがある気がする。
それでも愛したり愛されたいと願う気持ち、それを凌駕する優しさを纏いたいと思っていることも理解できる。
この曲の中にもう1箇所好きな歌詞がある。
大人になっていくことが
僕を狂わせてるんじゃないかなって
思ったりもしたけど
大人になっていく過程での葛藤と言い訳が入り交じっているあたりが共感できる。
軽々しく扱っているものでも、いざというときには役に立つ。
また違う目線で同じことを考えたときに、ずっと身につけているものに対しては愛着が湧くと同時にこれもまた当たり前になっている。
粗末に扱うこともあるかもしれないが、少しずつ変化していくものに対しては習慣や慣習として受け入れていくということである。
例えば、イヤホン。
私が学生だった頃は、有線のイヤホンが一般的だった。
背伸びしてヘッドホンを使っていることもあったが、持ち運びが不便だったり髪型が崩れるというデメリットの方が大きく、有線のイヤホンを重宝していた。
それが今やワイヤレスイヤホンが一般的だ。
電車、バス、新幹線、飛行機など移動手段を使った際にイヤホンをつけている人を見ると様々なワイヤレスイヤホンをつけている人を見かける。
私が使っているのは定番のAppleのAirPods Proである。
理由は単純でiPhoneとMacBook Airを使っているので、親和性が高くストレスを感じることなく使えるからである。
実際に不満はなく、実に良くできていると高く評価している。
「アップルがBeatsの新型イヤホン発売へ、空間オーディオに対応か」
記事からの抜粋になるが、 Appleは5月17日に来月からアップルミュージックで高音質のロスレスストリーミングサービスを無料で開始する発表した。
このサービスのDolby Atmosの「空間オーディオ」音源は、H1またはW1チップを搭載したAirPodsとBeatsヘッドフォンに対応するとのことである。
Appleのすごいところはチップの開発に成功をしていることである。
これにOSが加わるので、モノづくりをすることが無双状態になるのだ。
イヤホンの分野でも存在感を見せており、スマートグラスを用いたAR、VR、MRの領域に大きく入ってくるのではという期待値も高い。
この分野とイヤホン、つまり空間オーディオの分野とのシナジーが高いことは簡単に想像できるだろう。
Appleが魅せてくる世界観は本当に素晴らしい。
GAFAMとかFAANGと呼ばれるアメリカのIT企業の雄たちで、創業者がいなくても上手くいっている企業は限られてくる。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは既にこの世を去っている。
Microsoftの創業者であるビル・ゲイツ、Googleの共同創業者のラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンも第一線から退いてはいるが、まだまだ健在だ。
そういった観点から総合的に見ても、モノづくりの雄として強さしかない。
stak社がとても小さく見えてしまう瞬間でもある。
そんなとき、Appleもスティーブ・ジョブズが多くの苦労を経て今に繋がっていることを勝手に重ねてポジティブに考えている楽観的な自分がいることも述べておこう。
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