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2020年1月24日 投稿:あやな

「5G」ってなに?

広報・PR担当の「あやな」です。

2020年の春にサービス開始を予定している次世代移動通信システム「5G」。

「5G 」という言葉は、昨年からよく目にすると思います。

でも、「結局なんなの?」、「いまとどう違うの?」と疑問に思っている方も多いと思います。

私も、そのひとりでした。

今回は、「5G 」について紹介していきます。

1G〜4Gの歴史

まずは、これまでの1G (第1世代)から4G (第4世代)までの歴史を簡単に振り返ってみます!

1G(第1世代):アナログ無線による通信規格


(写真:NTT)

日本でサービスが始まったのは、1979年。
初の移動体通信の規格は、車載電話です。
これは、車に設置されていた自動車電話、走行する自動車のなかから電話をかけられるというもの。
1985年には、重さが3kg、肩から掛けて持ち歩くタイプの携帯電話が作られました。
ちなみに、重さは900gまで軽量化され、「持ち運べる”携帯電話”」として販売されたのは1987年からです。

また、音声をアナログの電波で通信する規格であったため、ノイズが大きく盗聴もされやすいというリスクがありました。

 

2G(第2世代):メールなどに対応したデジタルの通信規格

デジタル方式による通信規格は、1993年に登場しました
日本では、1990年代の半ばからスタートし、携帯電話で着メロが設定できるようになりました。
無線技術がデジタルになったことで携帯電話によるデータ通信の利用が本格化し、
1999年からは、NTTドコモが「iモード」のサービスを開始しました。
これにより、メールやインターネットを携帯電話でも使えるようになりました。

 

3G(第3世代):世界標準となった高速通信規格

2000年代に入ると、携帯電話は3Gの時代になります。1Gや2Gの時代の携帯電話は、日本、米国、欧州の地域別に技術開発が進められたため、今のように1台の携帯電話を世界中で使うことはできませんでした。
それを可能にしたのが、国際通信連合(ITU)が定める「IMT-2000(International Mobile Telecommunications-2000)」の規格に準拠した通信規格「3G」です。

また、2Gから通信速度が劇的に進化し、2Gでは最大64kbps程度(下り)でしたが3Gでは最大3.6Mbps(下り)まで高速化を実現
このサービスによって、テレビ・動画・音声などのコンテンツが充実しました。

その後、第3.5世代のシステムとして、最大受信速度が14Mbpsまで引き上げた「ハイスピード」というサービスが登場(auが2003年、NTTドコモとソフトバンクモバイルが2006年にサービス開始)。
さらに、通信速度を発展させた第3.9世代のシステム(スーパー3G)も登場しています。

まさに、携帯電話とインターネットが融合した時代です。

 

4G(第4世代):100Mbps~1Gbpsの高速化通信規格

2007年に、スマートフォンが登場しました。
携帯電話に、iOSやAndroidといったOSが搭載されるようになります。
3Gからさらに通信の高速化を実現した4Gは、 2010年代に始まりました。動画や音楽、フリマ、SNS、さらにはネット銀行、ネット証券での金融取引などさまざまなサービスをスマホで利用できる状況を実現しています。

また、「LTE」は、”Long Term Evolution”の頭文字をとった言葉です。
LTEは、3Gから4Gへ移行する中間技術として登場した3Gをさらに高速化させた3.9Gにあたる通信規格です。
厳密にはLTEは4Gではありませんが、4Gに限りなく近い技術であることから4Gととらえるケースが多いようです。
4Gは携帯電話から一気に高機能化したスマホのために、最大受信速度が1Gbpsまで引き上げられました。

5G とは?

5Gは、「5th Generation」の略称で、日本語では「第5世代移動通信システム」と訳されるのが一般的です。

4Gの通信速度(100Mbps~1Gbps)に対し、5Gでは下りで最大10Gbpsと4Gのおよそ10倍速くなると予測され、将来的には下りで最大20Gbpsに達するとも言われています。
光回線以上のポテンシャルを秘めた、まさに新次元の通信規格として期待を集めます。

5G の特徴

5G(第5世代移動通信システム)には、「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」という3つの主な特徴があります。

超高速大容量通信

4Gの通信速度100Mbps~1Gbpsなのが、5Gでは最大100Gbpsとなり通信速度が100倍以上早くなるとされています。

今までWi-fi環境でしか見れなかった重い動画もストレスなく再生できるようになり、

4Kの2時間の映画をたった3秒でダウンロードできる、とも言われています。

 

超低遅延

ビデオ通話や、VRで存在している遅延、タイムラグということがほぼなくなります。

4Gでは10msの遅延がありますが、5Gでは1msに改善されます。

ロボットや遠隔地からの操作がリアルタイムができるようになるとされています。

 

多数同時接続

様々なモノがオンラインに。

家電や生活器具がインターネット接続されインフラが整い、IoTの実現がさらに加速するでしょう。

たとえば、イベントなど多数の人が一斉にデバイスを扱う場所でも、快適な接続ができるようになります。

 

あやなのひとこと

今回は、5G とこれまでの歴史について紹介していきました。

わからないながらに、色々調べていくと自分の知らない通信の歴史を知ることができました。

次回は、5G が導入されることによって変わる世界につて紹介していこうと思いますので、

ぜひチェックしてみてください!

 

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